皆さんこんにちは！
オンライン学習塾・個別指導「かもスク」です！
今日はプロが教える英検対策として「英検2級の基礎知識と受験対策」を紹介します。
英検2級に合格していると、国公立大学や私立大学の受験で非常に有利に働くことが多いですよね！
英検2級の受験を考えている高校生は、効果的に学習を進めるためにぜひ読んでくださいね！
（英検準2級、英検準1級の傾向と対策法は別記事をお読みください！）
そもそも、英検とは？
英検は日本英語検定協会が実施している国内最大規模の英語検定試験 です！
※正式名称を「実用英語技能検定」と言います。
また、英検は1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級と7つの級に分かれています。
英検2級は大学受験を考えている高校生に人気の級になっています。
（特に、英検2級・準1級が大学受験で重宝される級になっています〉
英検2級のレベルと合格率
◆英検2級のレベル
英検2級は高校卒業程度のレベルとされています。
（イメージとしては、共通テスト本番や模試で7〜8割ぐらい取れる生徒は英検2級の合格率が高い印象です。）
英検2級は各種入試優遇や単位認定をはじめとして、合格するメリットの範囲が一段と広がりますが、その分、合格難易度が高めに設定されているとも言えるでしょう。
以下、英検2級の一次試験と二次試験の合格率です。
◆英検2級の合格率
- 一次試験の合格率：約34％
- 二次試験の合格率：約80％
そのため、英検2級の合格率は25%程度だと予測されます。
※2016年以降、英検合格率は公表されていないため、あくまで目安として捉えてくださいね！
英検2級の試験内容
◆試験内容
英検2級には、
①一次試験（筆記・リスニング）
②二次試験（面接）
があります。
◆一次試験の内訳
・筆記試験：75分
・リスニングテスト：約25分
の2部構成となっています。
さらに細分化すると、筆記試験にはリーディング・ライティングがあります。
◆解答形式
・ライティング（英作文）：記述式
・リーディング・リスニング：全てマーク式
となっています。
英検2級対策のステップ（大まかな流れ）
◆STEP1：まず過去問を解いてみる
英検2級の問題やレベルを確認するには、過去問を解いてみることが一番です。
英検ウェブサイトにて、直近3回分の過去問が公開されています。過去問は、試験終了後1週間程度でアップされます。
また、過去問で英検2級対策をするなら、日本語訳と丁寧な解説が掲載された旺文社の過去問シリーズがおすすめです。 じっくり取り組みたい方は、6回分の過去問を収録した『2023年度版 英検2級 過去6回全問題集』をおすすめします！
◆STEP2：答え合わせと弱点の発見
過去問を解き終わったら答え合わせをし、間違えた問題の解説をよく読ませましょう。英検2級合格に必要な正答率は明らかにされていませんが、6〜7割程度が合格ラインだと予測されます。大問ごとに正答率を算出し、正答率が6割を切った問題は、苦手な分野だと考えましょう。
◆STEP3：苦手分野（単語・文法・長文読解）の補強
苦手な分野があった場合には、『英検2級 総合対策教本［改訂版］』であてはまる章を学習しましょう。単語・熟語に不安があったら『英検2級 でる順パス単』を使用して、語彙力を補強しましょう。
◆STEP4：再度、過去問を解いてみる
「過去問＝練習試合」です！
合格できるか？の確認だけではなく、
「自分の弱点・課題はどこか？」を見つけることが重要です！
英検2級の具体的な対策方法
◆単語・熟語
英検2級にでる単語・熟語は、高校3年間の教科書に出てくる単語レベルで5,000語程度の単語力が必要と言われています。
特に大問1では、全20問のうち、最初の10問が単語、次の7問が熟語、最後の3問が文法の知識を問う設問であることが多いです。そのため、単語・熟語の知識が非常に重要です。 英検対策期間は毎日、単語学習（反復）をして、2級レベルの英単語を覚え切ることが重要です！
※おすすめの参考書：『英検2級 でる順パス単』
◆英文法
英検2級では、高校で学習する一通りの英文法レベルが出題されます。
高校で使っている教科書や問題集の英文法事項は一通り押さえておきたいですね！
※おすすめの参考書：『英検2級 総合対策教本』
◆ライティング
過去問で出題されたトピックをもとに実際に書いてみることが重要です。
特に、英検2級や英検準1級で求められるライティングスキルは、英検3級や準2級と比べると非常にハイレベルです。
どうやって書くかイメージが分からない場合は、模範解答をしっかり読んで考え方や意見の伝え方を理解していくことから始めてください。「どのように書けばよいか？」を理解することに加え、型を身につけることも大切です。
最初は過去問の模範解答をノートに写すことも有効です。
実際に書き出してみることで、文章構成やスペルミスなどのポイントに注意できるようになります。
自分自身で書き出した内容は、学校や塾の先生などにチェックしてもらい、添削までしてもらうことが理想的です。（書いて終わり、ではあまり効果がありません^^;）
◆リスニング
リスニングの学習は以下の流れで進めてみましょう！
①実際の試験問題を聞いてみる。
②解答をもとに丸つけをする。
③リスニング内容と設問、解答を確認する。
④間違えた問題やたまたま正解になった問題は、必ずリスニングのスクリプトを確認する。
⑤③〜④で理解した英文をもう一度聞いてみる。（原稿を見ながらでもOK、慣れたら見ない）
リスニング対策は、とにかく英語の音に慣れることが最優先です。
単語や熟語を、聞こえたままに復唱する練習をしておくこともおすすめします！
※おすすめの参考書：『英検2級 予想問題ドリル』
まとめ
以上、「英検2級の傾向と対策法」でした！
英検準2級を持っている高校生は、ぜひ合格を目指してみると良いでしょう！
特に大学受験においては、英検2級に合格できるとメリットが非常に大きいです！
英検3級までと比べると合格率が下がっており、対策なしでは合格できないので、必ず対策をして本番に臨むようにしてくださいね！
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