皆さんこんにちは!
オンライン学習塾・個別指導「かもスク」です!

今日はプロが教える英検対策として「英検5級の傾向と対策法」を紹介します!
英検5級の受験を考えている小学生・中学生は、効果的に学習を進めるためにぜひ読んでくださいね! (英検4級の傾向と対策法は別記事をお読みください!)

そもそも、英検とは?

英検は日本英語検定協会が実施している国内最大規模の英語検定試験 です!
※正式名称を「実用英語技能検定」と言います。

また、英検は1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級と7つの級に分かれています。
英検5級は英検の中でも最も難易度が低い級と言えます。

英検5級の難易度

英検5級は中学初級程度のレベルとされています。
「初歩的な英語を理解することができ、また、表現することができる」という位置付けです。
中学1年生が受けるのに適切な難易度ですが、首都圏では小学生・未就学児で受ける場合もあります。
目安として、英語を勉強し始めて1年以内が目安と考えてみてください。

なお、英検5級の合格率は81.4%です。
※英検の合格率は2016年以降は公開されていません。

初めて英語学習を始めた生徒さんにとっては、英検5級で力試しをして早い時期に合格体験(成功体験)を積むこともおすすめです!

英検5級の合格基準

◆一次試験 6割程度の正答率が合格ラインだと予測されます。
※2016年度から技能ごとに算出されたCSEスコアという指標をもとに合否が判定されるようになり、合格基準がわからなくなりました。

◆スピーキングテスト スピーキングのCSEスコアが425点満点中266点以上なら合格です。
※スピーキングテストは、一次試験とは別に採点・判定されます。

英検5級の出題内容

英検5級には、
①一次試験(筆記・リスニング)
②スピーキングテスト(コンピュータ端末を利用した録音形式)
があります。

5級のスピーキングテストは、一次試験の合否に関係なく受験できるテストです。
ただし、合格者には「5級スピーキングテスト合格」という資格が認定されます。

英検5級の一次試験

一次試験は、
・筆記試験
・リスニングテスト

の2部構成で解答形式はマーク式です。

筆記試験は25分で、リーディングの技能が判定されます。
リスニングテストは約20分で、筆記試験の後に実施されます。
英検5級のリスニングテストでは、家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事などに関する話題が出題されます。

英検5級のスピーキングテスト

パソコンやタブレット、スマートフォンなどコンピュータ端末を利用した録音形式で実施され、自宅や学校などで受験することが可能です。
専用サイトにアクセスし、受験票横の「本人確認票」、または一次試験個人成績表に記載された英検IDとパスワードでログインして受験します。 試験時間は約3分です。

英検5級の対策方法(大まかな流れ)

◆STEP1
まず過去問を解いてみる 英検5級の問題やレベルを確認するには、過去問を解いてみることが一番です。 英検ウェブサイトにて、直近3回分の過去問が公開されています。過去問は、試験終了後1週間程度でアップされます。 過去問で英検5級対策をするなら、日本語訳と丁寧な解説が掲載された旺文社の過去問シリーズがおすすめです。 じっくり取り組ませたい方は、6回分の過去問を収録した『2023年度版 英検5級 過去6回全問題集』を、 短期で学習させたい方は、3回分の過去問を収録した『2022-2023年対応 直前対策 英検5級 3回過去問集』をご利用ください。

◆STEP2
答え合わせ、弱点の発見 過去問を解き終わったら答え合わせをし、間違えた問題の解説をよく読ませましょう。英検5級合格に必要な正答率は明らかにされていませんが、6割程度が合格ラインだと予測されます。大問ごとに正答率を算出し、正答率が6割を切った問題は、苦手な分野だと考えましょう。

◆STEP3:苦手分野(単語・文法・長文読解)の補強 苦手な分野があった場合には、『英検5級 総合対策教本[改訂版]』であてはまる章を学習しましょう。単語・熟語に不安があったら『英検5級 でる順パス単』を使用して、語彙力を補強しましょう。

◆STEP4:再度、過去問を解いてみる

英検5級の具体的な対策方法

◆単語・熟語

英検5級にでる単語・熟語は、日常生活の身近な事柄に関するものが中心で、中学1年の教科書に出てくるレベルです。 大問1では、15問中7問程度が単語、5問程度が熟語の知識問題となっており、単語・熟語の知識が非常に重要です。 英検学習期間は毎日、単語学習(反復)をして、5級レベルの英単語を覚えることが重要です!
※おすすめの参考書:『英検5級 でる順パス単』

◆英文法

英検5級では、中学1年で習うレベルの英文法が出題されます。 大問1では、文法に関する知識問題が3問程度出題され、大問3の語句整序でも英文法の理解度が問われます。 特に、現在形、現在進行形、canを使った表現、代名詞、疑問文、否定文、命令文などは頻出です。 学校で使っている教科書や問題集の英文法事項の基本は全て押さえておきたいですね!
※おすすめの参考書:『英検5級 総合対策教本』

◆リスニング

英検5級のリスニングでは、日常生活の身近な事柄に関する初歩的な語句や文を聞き取れるレベルが出題されます。 第1部は、会話問題です。セリフが1つ読み上げられるので、それに対する応答として適切な選択肢を選びます。友人同士や親子、店員と客などの、日常的な会話が中心です。 第2部では、男女2人の会話を聞き、その内容と一致するものを選びます。友人・親子などの日常的な会話が多くなっています。 第3部では、3つの英文を聞き、その中から、問題冊子に印刷されているイラストの内容と一致するものを選びます。日常生活の身近な事柄や話題が中心です。 英検5級のリスニングは、読まれる速度はゆっくりで文章も優しいです。 リスニング対策は、とにかく英語の音に慣れることが最優先。 単語や熟語を、聞こえたままに復唱する練習をしておくことが重要です!
※おすすめの参考書:『英検5級 予想問題ドリル[4訂版]』

まとめ

以上、「英検5級の傾向と対策法」でした!
英語の勉強を初めて1年程度であれば、まずは英検5級の合格を目指して、成功体験を積み重ねていきましょう!

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