皆さんこんにちは!
オンライン学習塾「かもスク」です!

今日は英検の基礎知識として、「英検各級のレベルと合格率」を紹介します!
(各級ごとの傾向・対策方法は別記事をお読みください!)
英検の受験を考えている中学生・高校生の中には、これから英検の受験を考えている方が多いと思います。英検各級のレベル・試験内容・合格率を把握し、対策を進めていきましょう!

まずは英検の概要を確認していきますね!

そもそも、英検とは?

英検は日本英語検定協会が実施している国内最大規模の英語検定試験 です!
※正式名称を「実用英語技能検定」と言います。

英検の各級の難易度と合格基準

英検は1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級と7つの級に分かれています。
また、各級の難易度と合格率は次の通りです。
※英検の合格率は2016年以降は公開されていません。

  • 英検1級
    • レベル:大学上級程度
    • 合格率:12.0%
  • 英検準1級
    • レベル:大学上級程度
    • 合格率:16.0%
  • 英検2級
    • レベル:高校卒業程度(高校3年生程度)
    • 合格率:26.4%
  • 英検準2級
    • レベル:高校中級程度(高校1〜2年生程度)
    • 合格率:36.7%
  • 英検3級
    • レベル:中学卒業程度(中学3年生程度)
    • 合格率:52.9%
  • 英検4級
    • レベル:中学中級程度(中学2年生程度)
    • 合格率:69.9%
  • 英検5級
    • レベル:中学初級程度(中学1年生程度)
    • 合格率:81.4%

3級までは受験者の半数以上が合格しています。
初めて英語学習を始めた生徒さんにとっては、英検5級で力試しをして早い時期に合格体験(成功体験)を積むこともできます。

英検の級が上がるごとに合格率は下がっており、特に英検1級・準1級はほぼ1割の合格率です。英検1級や準1級に合格できると、大学受験や就職・転職などでも非常にアドバンテージになることも多いです。

英検を取得するメリット

一般的に、英検を取得するメリットは3つです。

◆英検を取得するメリット
①入試優遇・単位認定
②語学力証明資格に使える
③通訳ガイド試験に役立つ

①入試優遇・単位認定
英検は中学・高校・大学入試などで非常に役立ちます。
受験校が指定する級に合格していると、調査書や英語の試験で加点を得ることができたり、英語の試験が免除になったりします。

特に大学受験では、英検2級以上を持っていると多くの大学で有利に受験ができます。

②語学力証明資格
英検は海外留学の際に、語学力証明資格として利用することができます。
世界約400の大学・カレッジが留学時の語学証明として英検を認定しています。

③通訳ガイド試験た就職/転職などに役立つ
英検1級の合格者は、通訳ガイド試験(通訳案内士試験)の筆記試験に含まれる外国語(英語)科目の受験が免除されます。
高い級を取得することで、英語を活用した業務や事業への就職や転職にも役立ちます。

英検の試験方式

英検には「従来型」「英検S-CBT」の一般的に2つの試験方式があります。

◆従来型

年に3回、全級を対象に行われます。
1級~3級では、一次試験のペーパーテストでリーディング(R)・ライティング(W)・リスニング(L)力を測り、二次試験の面接でスピーキング(S)力を試します。一次試験に合格すると二次試験を受験できます。二次試験は、一次試験の約1カ月後に行われます。
※4、5級では、一次試験のペーパーテストでリーディング・リスニング力を測定して合否を決定します。二次試験はありませんが、自分で用意したパソコン・スマホ・タブレットなどを用いてスピーキングテスト(録音方式)を受けることができます。スピーキングテストは、一次試験の合否にかかわらず受験できます。

◆英検S-CBT

準1級、2級、準2級、3級で、原則として毎週土日に実施されます。
ただし、同じ級の受験は、4カ月に2回まで可能です。
英検S-CBTの試験は4~7月実施が第1回検定、8~11月実施が第2回検定、12~3月実施が第3回検定となっています。
リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの試験すべてが、会場に設置されるパソコンを用いて1日で行われます。なおスピーキングテストは、面接ではなく録音方式で行われます。

英検2級/英検準1級が使える大学・学部

よくある質問ですが、大学受験での英検利用についてです。
英検2級/英検準1級が利用できる大学・学部を挙げればキリがありませんが、以下、一例を挙げてみました。

【国公立大学】
・千葉大学教育学部
・大阪教育大学教育学部
・兵庫県立大学
・広島大学
・山口大学国際総合科学部
・九州大学共創学部
・佐賀大学全学部・・・ など

◆【私立大学】
・早稲田大学文学部、文化構想学部
・明治大学商学部
・立教大学全学部
・中央大学経済学部
・法政大学デザイン工学部・・・など

特に、私立大学は挙げればキリがありません。
有名私立大学のほとんどが英検利用できる入試制度があるといっても過言ではないでしょう。

実際の大学受験での英検使用例

以下、過去の受験生の2022年度入試の入試スケジュールです。

◆英検2級(スコア2250)の受験例
2/1 明治学院大学全学部(得点換算)
2/3 明治学院大学社会学部(英語の試験免除)
2/5 法政大学全学部(英語の試験免除)
2/8 立教大学全学部(得点換算)
2/9 立教大学全学部(得点換算)
2/12 早稲田大学文化構想学部(英語の試験免除)
2/13 立教大学全学部(得点換算)
2/19 早稲田大学教育学部
2/22 早稲田大学社会科学部

9回の受験のうち、7回の受験を英検利用で受験しました。
気持ち的にも、試験の勝負的にも、圧倒的に有利です!
例に挙げた受験生は、たくさんの合格を勝ち取って入学先を決定することができました!

まとめ

以上、「英検各級のレベルと合格率」でした。
オンライン学習塾・個別指導「かもスク」では、英検に特化した学習コースを用意しています。

英検2級や英検準1級の合格者が学習指導する圧倒的に専門性の高いコースになっています。短期間での英検合格を目指したい生徒や、絶対に英検合格をしたい生徒はぜひご検討くださいね!

代表自ら相談対応していますので、大学HPやパンフレットなどでは分からないような情報もお伝えさせていただきます。

ぜひお気軽にご相談くださいませ!目指せ英検合格&第一志望校合格!