皆さんこんにちは!
オンライン学習塾・個別指導「かもスク」です!

今日はプロが教える英検対策として「英検3級の傾向と対策法」を紹介します!
英検3級の受験を考えている小学生・中学生は、効果的に学習を進めるためにぜひ読んでくださいね! 
(英検準2級、英検4級の傾向と対策法は別記事をお読みください!)

そもそも、英検とは?

英検は日本英語検定協会が実施している国内最大規模の英語検定試験 です!
※正式名称を「実用英語技能検定」と言います。

また、英検は1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級と7つの級に分かれています。
英検3級は中学生に人気の級になっています。

英検3級の難易度

英検3級は中学卒業程度のレベルとされています。
そのため、文部科学省は英検3級レベルの学力を中学卒業レベルで達成することを目標としています。
英検4・5級とは異なり、一次試験(リーディング・リスニング・ライティング)後に、二次試験としてスピーキングが問われることが特徴です。 また、リーディングでは、海外の文化を問う問題が出題されるようになり、難易度が上がっています。
中学3年生が受けるのが適切な難易度ですが、首都圏では小学生が受ける場合も多いです。
目安として、英語を勉強し始めて3年前後が目安と考えてみてください。

なお、英検3級の合格率は52.9%です。
※英検の合格率は2016年以降は公開されていません。

英検3級の合格基準

一次試験は6割程度の正答率が合格ラインだと予測されます。
※2016年度から技能ごとに算出されたCSEスコアという指標をもとに合否が判定されるようになり、合格基準がわからなくなりました。

英検3級の合格基準

英検3級には、
①一次試験(筆記・リスニング)
②二次試験(面接)
があります。

英検3級の一次試験

一次試験は、
・筆記試験:50分
・リスニングテスト
約25分
の2部構成で解答形式はマーク式です。
解答形式は、英作文のみ記述式で、それ以外はマーク式です。

英検3級対策のステップ(大まかな流れ)

◆STEP1:まず過去問を解いてみる
英検3級の問題やレベルを確認するには、過去問を解いてみることが一番です。英検ウェブサイトにて、直近3回分の過去問が公開されています。過去問は、試験終了後1週間程度でアップされます。 
また、過去問で英検3級対策をするなら、日本語訳と丁寧な解説が掲載された旺文社の過去問シリーズがおすすめです。 じっくり取り組ませたい方は、6回分の過去問を収録した『2023年度版 英検3級 過去6回全問題集』を、 短期で学習させたい方は、3回分の過去問を収録した『2022-2023年対応 直前対策 英検3級 3回過去問集』をご利用ください。

◆STEP2:答え合わせと弱点の発見
過去問を解き終わったら答え合わせをし、間違えた問題の解説をよく読ませましょう。英検3級合格に必要な正答率は明らかにされていませんが、6割程度が合格ラインだと予測されます。大問ごとに正答率を算出し、正答率が6割を切った問題は、苦手な分野だと考えましょう。

◆STEP3:苦手分野(単語・文法・長文読解)の補強
苦手な分野があった場合には、『英検3級 総合対策教本[改訂版]』であてはまる章を学習しましょう。単語・熟語に不安があったら『英検3級 でる順パス単』を使用して、語彙力を補強しましょう。

◆STEP4:再度、過去問を解いてみる
過去問=練習試合」です!
合格できるか?の確認だけではなく、
「自分の弱点・課題はどこか?」を見つけることが重要です!

英検3級の具体的な対策方法

◆単語・熟語

英検3級にでる単語・熟語は、身近な話題で使われるものが中心で、中学校3年間の教科書に出てくるレベルです。 大問1では、15問中7問程度が単語、5問程度が熟語の知識問題となっており、単語・熟語の知識が非常に重要です。 英検学習期間は毎日、単語学習(反復)をして、3級レベルの英単語を覚えることが重要です!

※おすすめの参考書:『英検3級 でる順パス単』

◆英文法

英検3級では、中学3年間で習うレベルの英文法が出題されます。 大問1では、文法に関する知識問題が3問程度出題され、大問3の語句整序でも英文法の理解度が問われます。 特に、現在形、現在進行形、canを使った表現、代名詞、疑問文、否定文、命令文などは頻出です。 学校で使っている教科書や問題集の英文法事項の基本は全て押さえておきたいですね!

※おすすめの参考書:『英検3級 総合対策教本』

◆ライティング

過去問で出題されたトピックをもとに実際に書いてみることが重要です。
どうやって書くかイメージが分からない場合は、模範解答をしっかり読んで考え方や意見の伝え方を理解していくことから始めてください。「どのように書けばよいか?」を理解することに加え、型を身につけることも大切です。

最初は過去問の模範解答をノートに写すことも有効です。
実際に書き出してみることで、文章構成やスペルミスなどのポイントに注意できるようになります。

自分自身で書き出した内容は、学校や塾の先生などにチェックしてもらい、添削までしてもらうことが理想的です。(書いて終わり、ではあまり効果がありません^^;)

◆リスニング

リスニングの学習は以下の流れで進めてみましょう!

①実際の試験問題を聞いてみる。
②解答をもとに丸つけをする。
③リスニング内容と設問、解答を確認する。
④間違えた問題やたまたま正解になった問題は、必ずリスニングのスクリプトを確認する。
⑤③〜④で理解した英文をもう一度聞いてみる。(原稿を見ながらでもOK、慣れたら見ない)


リスニング対策は、とにかく英語の音に慣れることが最優先です。
単語や熟語を、聞こえたままに復唱する練習をしておくこともおすすめします!

※おすすめの参考書:『英検3級 予想問題ドリル』

英検の短期間合格ならオンライン個別指導「かもスク」の英検合格コースへ!

英検3級について、イメージは深まりましたか?
英検3級合格を目指す生徒は、英検3級合格に向けて計画的に英検対策を進めていきましょう!

オンライン予備校「かもスク」の英検合格コースでは、英検合格に特化した学習コースを用意しています。
英検2級や英検準1級の合格者が学習指導する圧倒的に専門性の高いコースになっています。
短期間での英検合格を目指したい生徒はぜひご検討くださいね!

英検特化オンライン学習塾「かもスク」をご検討の方は、英検対策や英検利用入試に関する受験相談や無料体験も対応しています。

オンライン個別指導・オンライン学習塾「かもスク」

代表自ら相談対応していますので、大学HPやパンフレットなどでは分からないような情報もお伝えさせていただきます。
ぜひお気軽にご相談くださいませ!目指せ英検合格&第一志望校合格!